メディア論

今日は仕事後にフットサルでした。そこでかなり苛立ってしまった。その原因は休憩中の友達との会話。その友達は今はぐれ刑事の再放送にはまっているらしい。それを聞いてほんまにそこまでおもしろいの?と疑いをもちながら、「へー」とか思ってた。本来の放送時間は水曜9時。その時間と言えば刑事モノのドラマをやる時間である。だからそれを言って「相棒」とかもやってるよね。って言ったら、彼は一言、「あれは面白くない」と言いきった。「俺、それ好きなんですけど」って言ったら、あれはおもんない。ずっとはぐれ刑事の方が良いと。水谷豊が大人しい役なのもしっくりこないらしい。あれが良いんやけどね。にしてもすごい否定ぶりやった。僕はそこまではぐれ刑事を否定しない。面白いとこもあるやろうし、僕も少し見てたし、感覚は人それぞれだから。
続いて彼はこう言った。「夢であいましょう」も面白いと。僕はドラマの存在は知っているが見たことは無い。ただ雑誌でよく見るモデルさんが出てると知ってたから、それを言ってみた。そしたらそんなやつはいないと。何かのドラマと間違えてるんや無いかと言われた。間違いはない。ただどれぐらい出てたかは知らないから知らない人には印象に残らなかったかもしれない。でも僕の発言をすべて否定するのはどうかと思った。
そういえば以前にも僕の好きな映画の話とかを彼にしたのですが全く通じなかった。興味も持たなかった。それは仕方ないでしょう。好みだから。夢であいましょうも見れば面白いところもあるだろう。見たら案外面白いかもしれない。でもあまりにも数を増やすわけにも行かないし、本当に見たいと思ったものだけ今は見るようにしている。そのようなことを伝えても彼には伝わらなかった。なんやそれ、見たら良いやんと一言。そして極めつけ、「○○は変な見方をするやろ、出てる人とか監督とか。俺は内容やから。お前が見るのは一般的にはおもろないねん」そう言われた。

そこで思った。なんでこいつにここまで言われないといけないのだろう。僕が見てるのがおもしろくない?そんなん人それぞれだと思う。趣味趣向が違う人がいて当たり前。自分と違う人を否定するようなことは思っても口にするのは僕はよくないと思う。

当然のごとく、僕は不満たっぷりになり、サッカーが終わったらさっさと着替えてました。彼は横に来て着替えるの早いなと言った。僕は「終わったからね」と一言。彼はいらついたのか、思いっきりボールをゴールに向かって蹴った。そのボールは事務所に返すボール。彼は蹴りっぱなしで、わざわざ返す人がボールを拾いに行く始末。

ただ一つ逆に嬉しかったこともある。僕が少数派であることが確信できたこと。ま、彼には少数派という言葉も受け入れる余地はないと思いますが。