それでもボクはやってない

有休をとって映画を見に行きました。見に行った映画は「それでもボクはやってない」。大きい映画館でやっている映画を見に行くのはかなり珍しい。しかも封切りして、まだ1週間もたっていない映画を見に行くのも珍しい。映画は宣伝も頻繁にされていることもあってか、平日にも関わらずお客さんが多かった。この多いお客さんがどうも苦手。それだけお客さんの層が多様化していて、まったくもって納得いかない人とかがいる。たとえ綺麗な大きい映画館で内容が良い映画であっても、少しやっぱり僕はここではないと思ってしまう。
映画そのものは大変興味深いものであった。淡々と話しが進んで行く感じはドキュメントのような印象を受けたものの、それがこの映画の醍醐味かもしれない。裁判と言うものを伝えると言う点では余計なものは排除しなければならない。ただ、ただのドキュメントではないから、これは映画なのである。俳優陣もこまかに気になる人が出ていた。加瀬亮はもちろんのこと、本田博太郎、大谷亮介、尾身としのりなど。周防監督の映画に絶対出てくる竹中直人など。これからどれだけの人がこの映画を見に行くのかが見物です。