ゆれまくった

また今日も映画を見に行ってきた。今日行ったのは「ゆれる」。映画館は布施ラインシネマ。何年ぶりだろう。以前ここで映画を見たのは「狂気の桜」。オダギリジョー香川照之の掛け合いはしびれるものがあった。最後のシーンで僕は涙がグッと出そうになった。複雑な感情。人間の精神の不安定さとそれが生む人々の記憶の誤差。人はもろい、弱い生き物。今日の情熱大陸山本KIDが話していた「人は厳しくされてもいいが、逃げ道が必要」と。逃げ道のないことのはかりしれない恐怖を映画で感じた。
裁判がらみの映画を続けて見ているせいもあり、裁判というものの見方も変わってきた。そして一冊の文庫本を購入した・「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」。裁判は自分たちと離れているモノではない。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)