金沢一日目
本日お休みをいただきまして、金曜日、土曜日と二日間の金沢旅行に行ってきました。今回は阪急バスでの旅です。梅田から出発。約4時間ほどのバス旅で疲れもありますが、途中の休憩や金沢に近づくと日本海を眺めながらの走行でどんどん旅の気持ちが盛り上がってきました。金沢駅に到着し、その駅の佇まいに少しビックリしました。えらい建造物があるんですね。
駅の中には「郵太郎」君もいました。バスの一日乗車券を購入し、まずはランチのお店へ。
自由軒
金沢の洋食屋の自由軒へ行きました。「昔ながらのカツ丼」をいただきました。キュウリとキャベツが敷き詰められて、その下に牛ヒレのカツがありました。ちょっと高級なカツ丼。ソースをお好みでかけていただきました。シャキシャキの野菜とカツ、味わったことのない感じのカツ丼で美味しかったです。カウンターで食べたのですが、目の前で調理されている色んな洋食メニューも気になるところでした。
白鳥路ホテル
今回宿泊するホテル。老舗のホテルでロビーには貴重な文芸品の数々がありました。そしてやはりビジネスホテルとは違う接客でした。いつもは無理ですが、時にはこういうホテルに泊まりたくなります。チェックインまでは時間があるので、荷物だけ預け、街へ。
生麩の宮田
一軒家が立ち並ぶ間に一軒、生麩のお店・宮田があります。店内で色んな麩を試食させていただいてどれもとても美味しかった。生麩の食感、よもぎなど色んな味もあってすぐに欲しくなりましたが、保存に冷蔵が必要なのもあって、これから歩き回るならここでは購入せずに駅にあるおみやげ屋さんで購入することを薦めてもらったので明日買うことに。
あうん堂
ブックカフェ。こちらも家が立ち並ぶ間にひょっこりとありました。細い本棚スペースなんかもとても良いし、静かな環境でお茶を飲みながら、本を読める良い場所でした。近くにあったら頻繁に訪れたくなるカフェです。
金沢21世紀美術館
ここの目的はやっぱりレアンドロ。長方形の小さなプール。上から見ると水の中にいる人が、下からも水にぬれず水の中にいながら上が見えるという異空間。
それだけでなくタレルの部屋も良かった。天井が四角くくりぬかれていて空模様を楽しめる空間。とてもシンプルな空間なのに飽きない空間。
雲を計る男やアースマンなどなどいくつかの所が無料で味わえるのがまた嬉しい(レアンドロの下にもぐるにはお金がいります。)。
今の時期の有料ゾーンはゾーン1・2と分かれており、僕達はゾーン1のみに今回行ってきました。そこでも面白い場所が一杯。結構人気だったのが、につかわしくなく廊下に置かれているボロボロのダンボール。こいつ関西弁で喋ってるんです。なんか美術館って普段刺激されない感性が刺激されるから本当に好きです。建物の外にも色々ありました。
彗星倶楽部
金沢は家が並ぶ間にばかり店があるような気もしてしまうぐらい今日の三軒目もそうでした。彗星倶楽部は古い家の中を部分改装しながらも昔の面影をふんだんに残した家のような店でした。一階は結構、改装されてる感じでしたが僕達が行った二階は本当に住居空間という感じでした。横には川があり、とてもいい眺めでした。まったりと休憩させてもらいました。
第七ギョーザの店
金沢大学生もよく利用するというギョーザのお店で晩御飯です。普通の会社のビルのような建物の一階に店があります。一階は広い調理場を囲むカウンターのみ。二階に予約用のテーブル席があるようです。今回は名物ホワイトギョーザのセットを。ごはんとギョーザとスープのセットをいただきました。ビールも飲んで、お腹一杯。ギョーザは形が丸くて皮がパリッとしていて、普通のギョーザとは違う感じで美味しかったです。
ギョーザの店を出て、バス停に向かうとすぐにバスが。本数が少ないのにぴったりなタイミングでなんだか嬉しくなりました。
白鳥路
ホテルへは美術館から歩いて戻ったのですが、白鳥路でホタルの鑑賞イベントをしていました。普段であればこの時期、すごい数のホタルを見れるらしいのですが、天気の影響もあってそれは叶わず。でもちらちらとですがホタルを見ることが出来ました。僕にとっては人生初ホタルでした。見に来てた子供達同様、純粋に感動しましたね。
白鳥路ホテル
チェックインをし、部屋へ。今回は和室の部屋をとりました。畳が我が家にはないので畳の良さをあらためて感じたかったのです。部屋の中には落雁が貴重な入れ物に入れておかれていたりして嬉しかった。
少し休憩した後で僕はお風呂へ行きました。部屋にもお風呂はあるのですが、温泉が出ているという一階のお風呂へ行きました。少しぬるっとした肌触りのするお風呂ですが、それが肌に良いらしい。広いお風呂は気持ちが開放的になるので良いもんです。
お風呂そのものとは関係ないのですが浴場の入り口を入って、すぐ右にロッカーがあったのですが、これは下履きの靴などを入れるロッカーでした。あやうく服を入れそうになりました。でもこれは入れてしまうので注意が必要。
一日目はポイントを絞って行き、主に21世紀美術館で過ごすという日でしたが充実した初日でした。