十三巡り

十三といえば大阪の下町。十三をこんなに長く満喫したのは今日が初めてだった。まず着いていったのはすし屋さん。お昼のサービスでお寿司と赤だしが千円でいただける「一花」というお店を見つけていきました。入るときは緊張したけど、お店の方がとても優しく話しかけてきてくれて、ホッとした。注文をすると目の前で手際よく、お寿司を握っていました。ずらりと寿司が並んで出てきたときには感動。これで千円だなんて。おいしい!赤だしも味が良く出ていて美味しかった。店の中にはもう一組おっちゃん二人組がいて、昼間から出来上がっていた。一人のおじさんが僕たちに軽く絡んできて、もう一人がなだめる。その光景は嫌なものではなくて、ちょっと楽しかった。このおじさんたち仲が良いんだなあとか思いながら、酔っ払いの相手を少しだけしました。帰り際にはもう一人のなだめていたおじさんが僕たちに丁寧に謝ってきた。店の人もいい人だったが、お客さんもいい人だなあ。

その後は駅前の「白バラ」という喫茶店へ。珈琲の味はあまり多くは語りません。店内の雰囲気は良かった。細長い店内は全部で三階建てになっていた。面白い形状の店内だった。

その後は十三の商店街をぶらぶら。

そしてまた喫茶店へ。今度は「コスタリカ」というお店。ここでは珈琲とミックスジュースを注文。最初から丁寧に作られていて美味しかった。十三にはこれ以外にも喫茶店がたくさんあるようでちょっと羨ましかった。

喫茶店のあとは今日のメインイベントの映画へ。「長い散歩」。映画館は第七藝術劇場。ここは今日が初めて。朝にチケットを買いに行った時にも思ったのだけど、ここは映画館の規模にしてはお客さんが多い。昔、奥さんが来たときはこんなにいなかったそう。やはり映画館に行くお客さんが増えているのかな。(そして今日も映画の邪魔になる客が近くにいた。。。)
映画の内容はとてもシリアスなもので。涙が出そうにもなったり、すごく悲しい気持ちになったり、時に癒されたりと、色々な感情を抱く二時間だった。映画が進むにつれて、どんどんと引き込まれていった。文化庁推薦の映画ということで国としても推す映画。これはテレビでもやるべきだと思う。そしてやるなら9時〜11時で。遅い時間にひっそりやっても、知ってる人、興味のある人しか見ないから。偶然、テレビをつけて見させるぐらいのつもりでの放送を望む。
でもやらないんだろうな。内容が過激だとか何とかで。