京都の空気がよろしいようで。

京都にゆっくり行くのはどれぐらいぐりぶりだろう。今日は京都へ行ってきました。河原町まで電車で行き、猛烈に歩くこと約1時間、お昼ご飯の店に到着。「鳥岩楼」。奥さんは3度目らしいが、僕は初めて。とても趣のある建物で、二階のお座敷へ。若者4名のグループと相席に。しかしおとなしい若者たちでややびっくり。「いまどきにしてはえらいなあ」なんておっさんみたいな思想を持っていました。そのお座敷は風通しも良く涼しくて、中から見る外の景色も良かった。そしてどんぶりがやってきました。鳥のスープと共に。うまい!しっかり味が沁みていて、とてもおいしかったです。ご飯の一粒一粒もおいしかった。スープもコラーゲンたっぷりで肌がツルツルに?。
ご飯後は歩いて「静香」という喫茶店へ。ここへ来たのも結婚する前。おばあさんは健在で働かれていましたが、ボサノバがかけられていたりして、ちょっと雰囲気が変わった感じがありました。前のテレビがついてたりするほうが僕は好きかな。それでも落ち着き度は相変わらずでのんびり休憩させてもらいました。
次はパン屋さんへ。このパン屋さんは人気で人がいっぱいでした。でも気合入れて並んでパンを購入。男性の店員さんたちがみんなフランス代表のユニフォームを着ていました。トレゼゲ、ビエイラ、テュラム。おい!ピレスは?
パン屋さんを出て、また僕たちは歩き出しました。目指すは出町柳叡山電鉄一乗寺に行きます。一乗寺といえば「恵文社」。改装をされて少し広くなってから行くのは初めて。最初は各々30分ほど本を見て待ち合わせて出ようと思っていたら、あっというまに時間が経過していたので、延長して結局1時間ほど店に居座りました。それでも足りないくらいだから末恐ろしい本屋さんです。本、しっかりと購入しました。前から欲しかった本です。

最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)

最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)

本屋さんを出て今度はバスに乗って中心地の三条へ。アンジェをぶらっと見て、晩御飯の広東料理屋さん「芙蓉園」へ。こちらは日に日に人気が出ているのか、最初来たころよりお客さんが沢山。開店後、30分した6時ごろに行って中はいっぱい。約20分待って、入ることが出来ました。待っている間、後ろの家族が隙間をあけずにすぐ後ろになぜか横に並んで立っていたのですごく圧迫感があって苦しかった。そこから脱出して店内へ。食べも食べたり、ビールも飲んで、僕らにしては豪勢に食べました。時間はまだ七時過ぎ。まだ明るいです。なんとなくうれしい。
食後は消化をするべく、ぶらぶらっと歩きました。その過程でふと奥さんが近くで過去のあいのり出演者が働いているということを思い出したので探しに行くことにしました。店の名前はわかっていなかったので見つかるか分からなかったけど、二件目にして発見。後姿で分かった自分に関心。しかし店の中に入るときにどうもミーハーオーラが出てしまっていたのか、当人からの視線を感じた。途端に自分が恥ずかしくなりました。まじめに働かれているのに・・。でも僕は服が好きだからそれよりもちょっと服のほうを本気で見出した。入ったことのないお店だったけど、彼きっかけで入ることが出来てよかった。なかなか好きな感じの服があったのです。今日は買わなかったけど、また買いに来ます。そのときは純粋に客として店に入ります。でもやっぱり彼がいるとちょっとうれしいかな。ちょっと俺、気持ち悪い・・・。
京都満喫の休日の絞めは六曜社。美味しい珈琲飲んでしっかり絞めました。お後がよろしいようで。
沢山歩いて、沢山食べて、欲しいもの買って、発見もあって、充実した休日でした。Jを見たいがためになかなかこういった休日が過ごせていなかった日々。やっぱりこういうの良いです。翌日も休みというのが大きかった。今年はこういう休日を月に一回は過ごすようにしようと思いました。