完敗・・・・その後

夫婦決戦の舞台は万博競技場。
家からユニフォームをお互い着て出陣。
マリノスとガンバのユニフォームを着た夫婦が
並んで歩く姿は滑稽だったでしょう。
しかし家からユニフォームを着て
出かけるとテンションもあがるものですね。
競技場はいつも以上に満員の気配。
昔なら1時間前に着けば空席がすぐに見つけられていたのに
いまやその時間だとぎっしり。
立って人の頭の間から見るという羽目になりました。
奥さんは反対側のスタンドでした。
というわけで友人たちがSM席などで見ているため
奥さん同様、私も一人観戦。
結果はさんざんたるもので完敗。
試合前と後では奥さんの顔も違いました。
帰りにはしっかりご飯をおごっていただきました。
そのご飯を食べたのは家の近所の鳥貴族だったのですが
そこを出た後、ガンバの服を着ているカップルを見かけました。
彼のほうはスタジアムでも見かけた顔。
しかしスタジアムで見たぐらいでは顔を覚えません。
その方はほとんど毎日同じ電車に乗っている方なのです。
よくエルゴラを読んではったり、サッカーマガジンを読んでいたりしていた。
僕以外でそんな人を見かけるのは珍しいから覚えていたのです。
そして気になっていた存在でした。
だから万博で見かけたときは衝撃でした。
そして偶然にも近所でも見かけました。
僕は特に会釈なんかもしなかったのですが、
後からついてきていた奥さんが
「会釈してはったよ」と言ったから驚き。
挨拶したほうが良かったのだろうか。
次、朝に会ったときにでも声をかけてみようか。

今日はそんな風に近所でガンバの服を身にまとう方にお会いしたのですが
そんなのはとても貴重なお話。
この近所ではサッカー熱なんて感じません。
行きも帰りも「サッカーあるの?」「代表戦?」などの
疑問を抱きながらの視線が僕たちにぶつけられていました。
そういう視線を感じるたびに哀しみを覚えます。