映画「めがね」

今日も早起き。7時には目的地にいました。そこは梅田ガーデンシネマ。映画「めがね」の舞台挨拶の整理券を手に入れるため。これでも早めに行ったつもりでしたが、甘かったです。すでに長蛇の列。かなり後ろのほうに並ぶことに。結果は手に入れることが出来ました。座席は直前でなくなったものの何とか立ち見券を獲得。ちょっとの時間の差でした。30分早く来ていれば座れた。30分遅かったら立ち見すらも危うかった。
映画まで時間があるので距離はありますが、歩いて江戸堀のカフェへ行きモーニングをいただきました。そしてジュンク堂経由で映画館へ。ついたころには案外ぐったり。映画自体は通路で座り込んでの観賞で、視界が良好ではなく、見えない部分が多数あったものの映画に流れる雰囲気ははっきりと感じました。また見たいと思います。
映画後についに舞台挨拶のために荻上監督、小林聡美さん、もたいまさこさん、市川実日子さんが登場しました。かなりの感動を味わいました。「芸能人を見る手立てなんていくらでもある。働く側にまわればいいねん。」ってえらそうに言っていたくせに身震いして感動してしまいました。仕事で触れ合うのとはまた違う感動なんだと思いました。皆さん、僕の好きな方々ばかりでしたし。そして僕の印象はかっこいいでした。女性に対して失礼な表現かもしれませんが、俳優への憧れのかっこよさを感じました。
その映画と舞台挨拶の余韻にひたりながら上新庄へ。この地は僕をへこますのが天下一品です。信じられないマナーのない人が多すぎる。スーパーで奥さんに当たってきた人がいたとのこと。階段から落ちそうだったと。僕はそれを別の人と勘違いして、「偶然当たったんでしょ」程度に考えていたのですが、よくよく聞くとその程度ではなく、押されるぐらいだったらしく、しかも僕が思っていた人とは別の人でした。その状況に対応できなかった自分にがっかりしてしまいました。そしてそんな人達のいるこの街、いやこの街には限らず世の中にもがっかりしてしまいました。
あんな映画を見た後だけに余計に人のやさしさに触れたかったのに。僕自身もその優しさを奥さんに与えられなかったのですが・・・。
せっかくの気分がやや台無しになりながらの帰宅。ガンバ戦を見るのも無理なぐらいのへこみようで眠気にも襲われました。精神的にも疲れすぎると眠気に襲われるのです。ほとんど試合は見ることなく終了。引き分けでした。
なんとか気分をあげるために夜には映画のパンフレットをじっくり見ました。すると不思議なことに気持ちが少し安らぎました。映画ってすごい。