北京五輪男子第三戦

「よく戦えた」「良い試合になった」「差を感じなかったが結果が出なかった」などなど、選手や監督、そしてメディアの声があります。しかしどうなんでしょう。それを選手やメディアが言って片付けてよいことなのでしょうか。エルゴラの記事にもありましたが、子供達はサッカーをしたくなったでしょうか。ならないでしょう。全員が戦えていたかと言うと疑問が残ると思いますし、次のW杯で仮を返すというような発言もあるようですが、五輪でたくましい姿が私はみたかったのです。五輪だけではありません。U-20W杯だったしても。結果が欲しいと言っているわけではないのです。負けて良いわけではありません。しかしながら心動かされないサッカーはしてほしくないのです。一所懸命走る、試合の大事さを考えたプレーをする。ごく当たり前で、もしかしたら精神論といわれるかもしれない。でも一番大事なのは技術でもなんでもなく、精神なんだと僕は思っています。