坂の上の雲そして2009M-1へ(ネタバレあり)

昨日、朝から動きまくったせいか、結構疲れていたようでまたもや遅くまで眠ってしまった。
奥さんがどうも体調が良くないようなので、一人でとりあえずの食べ物を買いに行った。奥さんはやはり体調が思わしくないのでもう一度布団へ。僕はその間、会社の方がDVDに焼いてくれた「坂の上の雲」の第一話を見た。見るのを諦めようかと思っていたけど、抑えきれず見なかったことを悔やんでいたところ、運よく録画してた会社の方にDVDをいただいたのです。見てよかった。メモしたくなるような台詞が多々。僕は恥ずかしながら原作も読んだことありませんし、時代背景にも詳しくありません。ドラマとしてまず興味をもったし、野沢尚脚本ということ、役者さんたちなどなど原作とは別の観点で興味を持っていました。しかし大河でもそうだけど、歴史ドラマは見るとその時代背景にとても興味が出て、勉強したくなる。このドラマの時代背景についても追って勉強したい。
一話終了後、アイロンをあてながらM-1敗者復活戦をちらっと見る。その後、続けて第二話を見た。そしたらもうM-1決勝の始まる時間に。
今年のM-1はとても楽しんでみることが出来た。妻もtwitterで書いていたけど、安心してほぼ全組を見ることが出来た。こんなことは珍しい。いつも全く笑えない組が2、3組はいる。一年を通して芸人さんの漫才やコントを見ているわけではないし、この番組だけで判断しては悪いとは思うけど僕は以下のように感じた。
・ナイツ
とても安定した力で上手いと感じた。バリエーションが豊富とは言えないのが優勝に届かない要因か。
南海キャンディーズ
山ちゃんの言葉のチョイスはとても感心する。彼らは舞台いっぱいを使う芸というようなコメントもあったけど、今回はナイツの次だったのが運が悪かったと思う。このコンビの掛け合いはナイツと似ていると僕は思っているので、同じようなコンビが続けて出てきたという印象。残念。
東京ダイナマイト
しり上がりに彼らの面白さが伝わってきた。実はもっと見てみたいと思った今日一番のコンビ。ただ最終決戦にいける結果ではなかった。
ハリセンボン
緊張してた。それが伝わってきたのがつらかった。カウス師匠もおっしゃっていました。それとネタが一本調子かな。これは前も感じた。
笑い飯
毎年期待している。ここ数年はその期待に反して爆発できていなかった。でも今年は違いました。紳助さんも100点つけてましたが、すごかったです。最終決戦に残ったものの、審査員達が言っていたようにこのネタ以上を表現する難しさはありました。でも僕はちんポジが実は一番ツボでした。彼らをM-1で見れなくなるのはなんだかさびしい。最後の彼らの顔が今でも頭から離れません。
・ハライチ
オトメンに出ていたコンビと言うことで注目してました。見た印象はオトメンに出ていたものそのもの。カツオの独り舞台。初めてネタを見ましたが面白かったです。岩井がネタを作っているのかが気になるところ。彼がネタを作っているのなら評価を上積みしたい。カツオが一人で頑張りすぎているように見えてしまうのが評価が分かれそう。
モンスターエンジン
もったいなかった。彼らならもっと良いネタをもっていそうな気がする。テンポが速すぎたかなあ。くやしいなあ。笑い飯M-1決勝に残り続けてきたように、今度は彼らがそのポジションを担って欲しい。って、それじゃ優勝できてない事になってしまうからあかんか。
・バンクブーブー
初めてみましたが芸人さんたちが推す意味が分かりました。上手かった。突っ込みの方があとひとひねり欲しいなと思うところはありましたが、全体としてすばらしかった。最終戦も二番手でよかったかと。結果、彼らが優勝されたのも妥当だと思います。審査員の方々も全員彼らでしたし。笑い飯の爆発力の方が僕個人としては評価している部分もありましたが、全体の平均をとると彼らが優勝かな。
・NON STYLE
去年のチャンピオンとして恥じない返り咲きで決勝でも見事だったと思います。最終戦が一番手だったのが彼らの場合は仇となった一因かと思う。彼らのネタの流れはある程度、皆知っているし、少しだけでも間を空けたかっただろうなあ。でもおそらく一位から順にネタ発表順を選んでるだろうから、これも仕方ありません。しかし見事だったと思います。

ここ数年で全体的に楽しめたM-1でなんだか嬉しかった。その分、反動で今ちょっとさびしいです。
あ、ネタ以外で嬉しかったことがあります。運転手の原田さんではなく、哲夫がハマーのマネをし、キムや今田さんがそのことをちゃんと話してくれていたこと。やったね!ハマー!焼き鳥屋、ずっと行きたいと思っているんやけどまだ行ったこと無いや。行かないと。