神様のカルテ

昼前に出て、京都駅で奥さんと合流。お昼は伊勢丹の屋上で駅の売店で買ったお弁当を食べる。ちょっと風が強くて肌寒かったけど、天気は良くて気持ちよかった。
京都駅に来た今日の一番の目的はiPhone4Sを手に入れるため。先日、予約しておいて、今日受け取れることが分かったのでやってきた。ソフトバンクでナンバーポタビリティ用の予約番号を発行してもらい、auへ。契約手続きをして、受取までは2時間ほど待ってもらう必要があるとのこと。
その間、イノダに行き時間をつぶす。
少し早めにヨドバシに戻り、確認すると「あと30分くらい。早ければ10分くらい」と回答があったので、10分後に再度行ったら準備が出来ていて受け取り。
焦っていたのはこの後に映画を観に行く事にしていたから。バスで二条へ向かう。上映開始15分ほど前に何とか最寄のバス停に着いた。
観たのは「神様のカルテ」。もう始まったのは2ヶ月ほど前。やっと観に来ました。楽しみにしていた映画だけど、何となくそこまでの期待感はもっていなかった。でも翔君が最初に出てきた時、この映画多分好きだという気持ちを感じた。宮崎あおいを見て、その印象はより深まる。音楽も良かった。池脇千鶴や他の役者さんたちもとても良かった。もしかしたら僕の好きな映画の結構な順位に入ってるかもしれない。グッとこみあげたり、涙が湧き出る自分に驚いた。こんな気持ちにさせてもらえて、とても嬉しかった。
映画の余韻に浸りながら晩御飯に考えていたベジノートに向かう。しかしその途中、鉄腕ダッシュSPを録画していなかったことを思い出し、一気にへこむ。せっかく映画の余韻に浸っていたのに。まあ、これは仕方ない。動画があればいいのにと期待しておこう(→帰ってきた今、映像荒いけど動画を見つけた)。
ベジノートはおいしかった。思っていたより味を濃く感じたのは夜仕様だったかもしれない。昨日から喉が痛いのもあって、お酒はやめておいた。そして喉が痛くないときに、また来て存分に味わいたいなとも思った。
何より、今日は「神様のカルテ」だ。僕は原作を読んでいないから、あれは映画作品として観た。僕が泣きそうになったシーンは岡田君が田舎に帰るシーン。加賀さんを屋上に連れて行くシーン。加賀さん最期のシーン。そして、翔君が家の前で泣いていて、それを宮崎あおいが扉越しに見つけ、出て行き彼を支えるシーン。
良い映画だった。懐の深さを持たなきゃいけないなと思って、気持ちが優しくなる映画。
でも僕はよくイライラ顔をしてしまう。とてもイチやハルのようにいかない自分が腹立たしいよ。