僕のおじさん

仕事帰りに一本の電話をした。相手は僕の叔父。長男の僕にとっての兄のような存在の叔父さん。そんなに大切な人なのに話したのは実は数年ぶりだった。別に仲が悪くなったわけでもなんでもないけど、お互い仕事が忙しくなったり、住まいが離れたりして、会う機会も減っていって不精も続いて連絡を取れてなかった。なのに今日、連絡をとってみた。なんだろう。何か心の隙間を埋めるように入ってきたのかもしれない。
久々におじさんの声を聞いたとき、ちょっと泣きそうになった。会話は他愛も無い会話。「元気か」とか、近況話したりとか。住まいは同じ関西だし、いつでも会おうと思えば会える。前以上に会いやすい距離にもなった。少し離れてたおじさんが、また近い存在になった気がする。多分、おじさんはいつまでも僕の味方でいてくれる。そんな人、大事にしないといけないよなって、改めて感じた。