天皇杯優勝

2009年は最高の始まりです。天皇杯優勝。Jリーグにて不本意な結果に終わるも、ACLは優勝を遂げ、クラブワールドカップでも3位となった。しかしそれでも来年のACL出場がかなわない状況だったので、この天皇杯の持つ意義はいつも以上に大きかったのは言うまでもありません。何度も国立へいこうかと悩みましたが、今回は諸事情もあり自宅でのテレビ観戦。その場に居れなかったことは悔しいですが、優勝をかなえてくれたガンバに感謝です。いいお年玉をいただきました。

天皇杯決勝 ガンバ大阪VS柏レイソル

播戸がこの舞台でついに決めた。こんなに絵になる優勝は誰もがガンバファンなら誰もが興奮するでしょう。
試合はレイソルの序盤の猛攻、フランサと李が投入されてからの攻勢は怖かったですが、守備陣が体をはって守ってくれました。藤ヶ谷のビッグセーブ、中澤の体を投げ出してのディフェンス、明神の玉際の強さ、遠藤のフランサに対する危機察知などなど、どれをとっても集中力がすごかった。
攻撃もボールキープ力が徐々に力を発揮しガンバペースに。ある程度、安心しての観戦ではありました。
あとは播戸が投入されて勝負を決めるだけ。その投入の時間は抜群だったように思います。状況的には交代の采配に動けない試合ではありました。バランスなどを考えると出来るだけひっぱりたい。それを延長まで我慢した監督、そして何より耐えた選手を賞賛します。そして満を持して投入された播戸とその後に入った倉田。ここでやらなければどうするという場面でしたから彼ら二人が絡んだというのが良かった。
レイソルにもチャンスがあり、ガンバが負けてもおかしくない試合だったかもしれません。しかし結果的には勝利をおさめるべき試合内容であったと思います。アジア覇者の名に恥じない試合だったと。
これで来季のACL出場も決まりました。今季は61試合の公式戦をこなしたとのこと。来季は代表においても重要な試合がある為に一部の選手には今年以上の負担が場合によっては出てきます。それらをカバーするための、そして更に高みを目指すためのチーム作りが必要となってきます。本当に強いチームになる為にまだまだ課題は山積みです。
今年も心こめてついていきます。